映画「のぼうの城」より、こっちの方が秀逸!!
【タイトル】 忍びの国
【著 者】 和田 竜
【ジャンル】 時代小説
【内容紹介】
時は戦国。忍びの無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。
女房のお国に稼ぎのなさを咎められ、
百文の褒美目当てに他家の伊賀者を殺める。
このとき、伊賀攻略を狙う織田信雄軍と
百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との、
壮絶な戦の火蓋が切って落とされた。
破天荒な人物、スリリングな謀略、迫力の戦闘。
「天正伊賀の乱」を背景に、
全く新しい歴史小説の到来を宣言した圧倒的快作。
【最も参考になったレビュー】
和田竜さんの書籍を読むのは、この本が初めてです。
『のぼうの城』や『村上海賊の娘』
が出されているのは知っていて、
どれかを買うつもりで書店に行ったら、
この『忍びの国』も陳列されていました。
著名な武将が出てくる歴史小説は
少々覚えがあるものの、「忍者系の本」は初めて。
でも最初は「文庫」の方が読みやすいかなと、
この『忍びの国』を手に取り、
児玉氏の『解説』を2ページ読んだら、
これ以上ない忍者本であることが分かりました。
そして実際に読んだら、たまらなく凄い。
読み終えてしまうのが惜しいほど、
様々なことをこの書籍から学びました。
また、4回ほど泣きました。
歴史上でスポットをほとんど浴びなかった
武将・織田信雄も、この『忍びの国』で
一躍ヒーローになれたでしょう。
素晴らしい書籍でした。
ありがとうございます。
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