私が「警察小説」にハマるきっかけになった本
小学生のころ
「怪人二十面相と少年探偵団シリーズ」を読み漁り・・・。
中学生では、
井上ひさし、筒井康孝などの
ショートショートが大好きで
悶々として。
高校時代は、
だんだん・・・部活(サッカー)とバンド(ヘビメタ)
と受験で忙しくなり、読書から離れ・・・。
受験終了と同時に
「活字中毒」症状がぶり返し・・・
それでは、今日のおすすめです。
【タイトル】 第三の時効
【著 者】 横山 秀夫
【ジャンル】 サスペンス・ミステリー
【内容紹介】
F県警捜査第一課。一班の朽木。二班の楠見。三班の村瀬。
一筋縄ではいかない強行犯の刑事たちが、覇権を激しく競い合い、
難事件に挑む! 非常で独断的な男たちの感動的なドラマを描く
本格警察小説。テレビ化決定。
【最も参考になったカスタマーレビュー】
警察小説の醍醐味とも言うべき一冊。
とにかく、面白いの一言に尽きる。
短編集なのに、登場人物達が交差していて、どの話も
とっかかりから感情移入できる様が巧い!
F県警捜査第1課、強行犯係、警察の精鋭部隊とも言うべき面々。
●第1班班長 朽木
決して笑わない男。通称「青鬼」
●第2班班長 楠見
公安上がりの、冷徹な男。
●第3班班長 村瀬
動物的な勘で、ホシを追い詰めて行く。
この3人の個性の描き方が、実に面白い。
男達の汗臭いせめぎ合いが手に取るように伝わってくる。
そして、その班を纏める立場である田畑課長の苦悩も
ちゃんと描かれている。
6つの話の中で、各自主役が交代していく。
記者との駆け引きや、事件の振り分け、手がかりを追って
犯人を突き止め、落として行く様。
全てが泥臭く、人間臭い。
そこにセンチメンタリズムは存在せず「捕まえてやる」
という信念のみ。
ストーリー的にも、二転三転して息をつかせない。
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